健康マニアの排他主義

ゼンマイ母親が健康マニアのエンゲル係数高すぎ人種なので、娘にまでビタミン剤を送ってくる。
有り難くないことはないんだけど、家を出るまで、この人のおかげで社会に適合するのが遅れた感がある。
まず、手作りのお菓子類。ポテチなんて論外。
毎日必ず家でのご飯。初めての外食は渋谷、壁の穴にて(時代がうかがい知れますなぁ)。
初マックも、彼氏に連れられて高校になってからという遅さ。


そういう部分だけ無菌ルームで育てられてしまったので、外で出される物は怖くて食べられない物ばかりだった。


それが今じゃどーよ、ジャンクフード万歳、チョコレート中毒、コンビニ弁当ありがたや。
食が変わると人が変わるみたいで、親元を離れると(もう長い話だけどなぁ)、なんとはなしにあった食に対する細々しさ(←あれはダメ〜これもダメ〜みたいな)が消し飛んだ(なんでも喰う!)。


病院の待合室で病気自慢してる爺さま婆さまは趣味でやってるのかもしれないけど、健康マニアって健康のこと気にしすぎててダメだよね。無関心でいられる精神力を先に付けたほうが生き抜いてく力、ありそうなんだけど。
のほほんと生きてくれよ、なあ。あーあ、健康マニアの排他主義は嫌だね。